仕事帰りで疲れていても、家族のためにご飯を作る。
そんな毎日が“当たり前”になっていませんか?
実は最近まで私もそうでした。
結婚してからずっと、食事作りは私の担当。
作ることに不満はなかったけれど、ある日気づいたんです。
「料理を作るまではいい。
でも、なんでお箸やお皿を出して、ご飯までよそって運ぶのも私なんだろう?」
皆さんも「お箸くらい出してよ」と言ったこと、ありますよね?そのときはやってくれるけれど、続かない。何度も言うのも面倒で、結局自分でやってしまう。
そんな“小さな我慢”を積み重ねていくうちに、心の奥にチリツモの不満が溜まっていきました。
気づけば、不機嫌なまま食事を準備する日もあり、「もう、作りたくない」――そう思ったこともあります。
日常内観を続けてきたおかげで、私はわずかな自分の気持ちの違和感に気づく力が少しずつ育っていました。そして、ある日、思い切ってこう決めたんです。
「食事は楽しく、感謝の気持ちで作る。でも、私がやるのはここまで。」
あとは夫が、自分のタイミングで食べる。
その日、私は笑顔で伝えました。
「お疲れ様。今日のご飯はここにあるから、好きなときに食べてね」と。
夫は最初、意味がわからない様子。
いつもあるはずのお箸や取り皿がないことに気づき、おやっ?という顔をしていました。
やがて、「そろそろ食べようかな」と言ったので、
私は「どうぞー」とだけ返しました。
きっと夫の心の中では、
「怒ってるのかな?でも機嫌は悪くなさそうだし…」
そんなふうに感じていたと思います。
それからも同じスタイルを続けているうちに、
夫のほうにも少しずつ変化がありました。
いつの間にか、食事の準備をしている私の横でお箸を出したり、料理の皿を運んだりしてくれるようになったのです。
思えば、私の実家では母がすべて整え、
父や祖父母は座って待っているのが普通でした。
それを見て育った私は、
「ごはんを用意するのは女性の役目」だと
無意識に思い込んでいたのです。
どんなに疲れていてもやるのが妻の務め。
それが“普通”だと思っていたから、
疑問を持つことさえなかった。
でも、その“普通”が苦しいと感じたとき、
心と体がつながっていると、
小さな違和感を体が先に教えてくれます。
胸がモヤッとしたり、軽く苦しくなるような感覚。
そして、それに気づけるようになると、
「今、我慢してるな」「これ嫌なんだな」と
素直に感じ取れるようになります。
そこからが、変化のはじまりです。
長年の“思い込み”を変えるには勇気がいります。
今回の事も、夫が自分で準備をする様子に罪悪感を持ちながら、なんだか居心地の悪い気持ちが数日続きました。
でも、一歩踏み出せば、
自分の気持ちに正直に、
家族とも自然に笑い合える日常が待っています。
自分の中の小さな違和感を無視せず、向き合い始めることで、不思議と夫との関係もやわらかく変わっていきました。
今回のトピックは主婦や誰かの食事を準備する女性には、あまりにも当たり前すぎて、ピンとこない方もいるかもしれません。
それでもあえて記事にしたのは、
これは「本当に当たり前にすることなの?」
と、全ての女性に問いたかったからです。
自分の中の小さな違和感にこそ、大切な中かがあるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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