
本当は感謝しているのに、母に対してきつい言葉を言ってしまう…。
「また言いすぎた」と後悔しても、同じことを繰り返してしまう。
「母を傷つけたいわけじゃない」
「でも、つい反射的に強い言葉をぶつけてしまう」
そんな自分に落ち込んでしまうこと、ありませんか?
今回は、母との関係で感情が爆発しそうになった時や、言いすぎてしまった後に役立つ、日常の中で簡単にできる3つのセルフケアをご紹介します。
🌿 なぜ母にだけ攻撃的になってしまうのか
母は、誰にとっても最も身近で、安心できる存在です。
同時に「子ども時代からの感情や記憶を強く刺激する相手」でもあります。
そのため、母に言われた一言が、必要以上に心を揺さぶることがあります。
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期待に応えなきゃというプレッシャー
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子どもの頃の寂しさや反発心
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わかってほしいのに分かってもらえないもどかしさ
これらが積み重なり、怒りという形で爆発しやすくなるのです。
🌿 感情を整える3つのセルフケア
感情が爆発する前、そして爆発してしまった後にもできる、 「3つのセルフケア」をご紹介します。 どれも簡単で、すぐに行なっていただけます。
① 爆発しそうになったら「ひと呼吸おく」
お母さんの言葉にカッとなりそうになった瞬間。反射的に言い返す前に、
まずは「ひと呼吸」。
夫婦関係の記事でも書きましたが、深呼吸は怒りをコントロールする一番シンプルで効果的な方法です。
何度も繰り返すうちに、あなたの脳は「イラッとしたら深呼吸」と結びつけて覚えてくれます。
習慣になると、自然に感情を切り替えられるようになりますよ。

② 言いすぎてしまった直後は「クールダウン」
感情をぶつけたあと、心も体もまだ戦闘モード。
そのまま同じ場にいると、怒りがさらにエスカレートしてしまうこともあります。
外に出られるなら、軽く歩いて気分転換。
外に出られないなら、冷たい水で手を洗って“熱”を落とす。
どちらもシンプルですが、怒りの余熱をリセットする効果的な方法です。

③ 自己嫌悪に落ち込みそうな時は「セルフハグ」
「母にひどいことを言ってしまった」と自己嫌悪に苦しむとき。
そんな時こそ、自分で自分をギュッと抱きしめて「大丈夫」と伝えてあげましょう。
愛情ホルモンの"オキシトシン"が分泌され、心がやすらぎます。
「受け止めてもらえなかった寂しさ」を、自分自身で癒すケアです。
まずは自分を立て直し、余裕があればお母さんにごめんねと伝えましょう。
余裕がないときは、言葉にできなくても大丈夫。
小さな優しさや気遣いだけでも、あなたの思いはきっと伝わります。
🌿 セルフケアを続けるメリット
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言いすぎる前にブレーキをかけられる
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感情をぶつけても早く回復できる
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自己嫌悪に引きずられなくなる
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母との関係が少しずつ柔らかくなる
セルフケアは「自分の心を立て直す練習」です。
完璧に優しくする必要はなく、“戻る力”を持つことが大切なのです。
🕊️ まとめ
母との関係は、一生続く深いテーマ。
だからこそ「うまくやらなきゃ」と力が入りすぎると、感情が爆発してしまいます。
でも、小さなセルフケアを重ねていけば、
「怒りを引きずらない」「感情的になっても、すぐ修正できる」など怒りをコントロールできる習慣が身についてきます。
🌿 そして、深く根づいた感情のパターンは、一人で抱え込むよりも専門的なサポートで解きほぐすのが効果的です。
もし「試してみたい」と感じたら、まずは気軽に受けられる体験セッションをご用意しています。
あなたの一歩が、これからの変化のきっかけになります。
🌱 同じような状況で役立つ呼吸法の記事もご紹介しています。
▶ [夫婦関係で役立つ呼吸法の記事はこちら]