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母に本音を言えないあなたへ|体に出る3つのサインとケア方法

🌿はじめに:言えないまま抱えてきた思い

 

「母に言いたいことが言えない」

そんな苦しさを抱えている方は、とても多いものです。

 

自分の意見を言うと不機嫌になる

反論するとすぐに批判される

だから「言わない方が安全」と学んでしまった

 

子どもの頃からこうした環境にいると、本音を抑え込むクセが体にしみ込みます。

そして、大人になった今もその反応は無意識に続いているのです。

 

「私はずっと我慢してきた」

そう気づいたときから、これまで当たり前だと思っていた体の不調が気になり始めることがあります。

 

それは決して悪いことではなく、むしろ 「本当の自分」と再びつながろうとしているサイン なのです。


🌿 なぜ体にサインが出るのか

 

人は強い恐怖や不安を感じると、無意識に体を縮めて守ろうとします。

 

・意見を言うと怒られる ・否定され続けることが繰り返される→ 首や肩をすくめて防御する習慣がつき、胸は常に閉じた状態となり、呼吸がうまくできなくなります。

・言わないことで守る → のどに詰まりや違和感が出る

 

こうした反応は「防衛反応」と呼ばれるもので、長年繰り返すうちに体のクセとして定着してしまいます。


サイン①  首・肩のこわばり

 

母に気を遣い、いつも様子を伺っていた人は「首や肩に力が入る」クセがあります。

慢性的な肩こりや首の重さは、ただの疲れではなく「言いたいことを抑えてきた」習慣によるものかもしれません。

 

💡セルフケア:タオル上下運動

長めのタオルを肩幅より少し広めに持ち、腕を真上に上げます。

首の後ろを通すようにゆっくり上下させ、肩甲骨を大きく動かしましょう。

血行が良くなり、首や肩のこわばりを緩めてくれます。


サイン② のどのつまり・不調

 

「言葉を飲み込む」習慣が続くと、のどに違和感や詰まりを感じることがあります。

声が出しづらい、飲み込みづらいといった症状も、「言いたいけど言えない」という心の状態と結びついています。

 

💡セルフケア:ヨガの「猫のポーズ」

四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸め、吸いながら胸を広げます。

呼吸に合わせて繰り返すことで、のどや胸がゆるみます。

🌱私は毎日このポーズをしていますが、数日空けてしまうと必ずせきが出ます。


サイン③ 胸のつまり・呼吸のしづらさ

 

子供の頃から肩を丸め、胸を閉じて守る姿勢が習慣になると、呼吸は浅くなります。

これは「自分の思いを押し殺してきた」人ほど強く現れるサインです。

「言いたいことが言えない」と相談される方は100%、胸・背中が固まってしまっています。

 

💡セルフケア:胸の開閉ストレッチ

両手を横に広げ、ひじを90度に曲げます。

息を吐きながら背中を丸め、腕を前に寄せていきましょう。

次に、息を吸いながら胸を大きく開き、腕を後ろへ動かします。

呼吸に合わせて「前 → 後ろ」と繰り返すことで、胸が広がり、自然に呼吸が深まりやすくなります。

 

 🌱 心や体に染みついたパターンは、自分ひとりの力ではほどけないこともあります。

そんな時は、誰かの手を借りることで、思っている以上にスッと心が軽くなることもあります。

 

もし「ちょっと試してみようかな」と思えたら、安心して受けられる体験セッションをご用意しています。
小さな一歩が、母との関係を優しく見直すきっかけになります。

 


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