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禅寺で環境を整える大切さを学ぶ

京都の禅寺で得た学びの一つは、身の回りを整える事の大切さです。
朝の5時から座禅→般若心経などのお経を唱える、という日課のあと、各自割り振られた場所の掃除を毎日します。お堂やトイレなど毎日お世話になる場所を黙々と。
そして、厳しい作法の朝食(涙)の後は作務を3時間行います。お寺の周りの落ち葉拾いや草取りなどなど。

だからお寺の中も外もいつも凛とした空気が漂い、邪気が入る隙間がありません。

手入れがきちんとされているお寺や神社などの空気が澄んでいるのは、「身の回りを整える」という毎日の行いによるものなんですね。

そして黙々と作業を行う事で、無心になり余計な事を考えない時間が作られます。

心境的には辛い毎日でしたが、この朝の掃除と作務の時間はとても気持ちよく過ごす事ができました。
48才にして小学校以来の四つん這いになっての床拭きも。なかなか疲れました(≧∀≦)

よく部屋の汚なさはその人の今の状態を表しているといいますが、今回とても納得しました。

自分を振り返ってみても疲れと比例して確かに部屋は汚なくなり、その環境にいる事でさらにイライラした気分にもなったり、、悪循環の始まりです。

お客様がある時は朝必ず玄関とトイレの水拭きをしていますが、京都から帰ってからは毎日行うことを心がけています。

忙しい毎日に全てを整える事は難しいですが、どこか一ヶ所でも毎日整える場所を決め、無心の時間を過ごすこともセルフケアの一つになると思います。

私の来年の整える場所は玄関、ベランダ、トイレに加えて「洗面所」!
年明けから頑張ります♪


お寺に出没し、作務の時もいつも一緒にいる誰からも愛されている猫。ニックネーム、もじゃもじゃ。推定over15才の女子、歯は全部ないそうです。
作務の内容に「P猫」というのがあり、なんですかと尋ねたら「駐車場にモジャがウンチをする為、その回収作業」という事でした。しかも、猫はお寺さんの猫ではないという♡

お腹の毛がラーメンの麺みたいになっているのでモジャモジャだそうです。
この猫には病めるみなさんが癒されてきたと思います♡ かなり稀有なオーラの猫でした。

本日から鉾田に行き、サロンの足湯用の天然柚子の仕込みなどをしてきます♪♪